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丸いタイヤもホイールも、厳密には真円ではなく、重量も360度均一ではありません。この重量の偏りによって、どうしてもホイールバランスに狂いが生じてしまいます。このバランスを整える作業がホイールバランス調整です。
ホイールバランスを整えないまま走行すると、車がまっすぐに進まなかったり、ステアリングホイールから激しい振動が伝わってきたり、安全性が損なわれます。このようなことからホイールバランスの調整は必須メンテナンスのひとつに数えられます。
タイヤは摩耗したら交換する。これはよく知られていることですが、実は摩耗が進んでいなくても時間の経過とともにタイヤは劣化して硬化します。硬化によって割れなどが発生することもあります。
そのため、オートバックスでは、メンテナンスの目安として3年に一度のタイヤ交換を推奨しています。もちろん、使用状況によって異なりますので、タイヤの状態を定期的にチェックすることも欠かせません。
ホイールバランスが狂ってしまう理由には、さまざまなものがあります。タイヤが著しく偏って摩耗することが原因になることもあります。また、縁石を乗り越えたり、大きな衝撃がホイールに加わると僅かな歪みが生じてホイールバランスが狂うこともあります。
タイヤを交換しなくても、できれば年に一度はホイールバランスを調整するようにしましょう。
ホイールバランスの調整はバランスウエイト(鉛もしくは鉄)を用います。バランスウエイトはグラム単位で使用します。
ホイールバランサーの測定結果にもとづいて、ホイール外周部の正確な位置に、適正な重さのバランスウエイトを装着します。
※オートバックスグループでは鉄のみを使用しています。
新品のタイヤには軽点マークと呼ばれる印が付いています。タイヤの外周上でもっとも軽い位置を示すものです。一般的には、ホイールのゴムバルブ(エアバルブ)が装着される位置に、この軽点マークを合わせて組むことで、使用しなければならないバランスウエイトをできるだけ少なくします。
バランスウエイトには、打ち込みタイプと貼り付けタイプがあります。打ち込みタイプは主にスチールホイールのリムに用いられます。貼り付けタイプはアルミホイールの美観をなるべく損なわないよう、ホイールの内側に取り付けます。
ホイールのバランス調整は安全な走行に欠かせない車のメンテナンスです。サマータイヤだけでなく、ランフラットタイヤやスタッドレスタイヤも例外ではなく必要な作業となります。
タイヤ交換や、タイヤのローテーション、スタッドレスタイヤの履き替えなどのタイミングで調整すると余計な時間やコストもかからず一石二鳥です。もちろん、ハンドルが取られたり、振動が発生したりといったことがあれば、安全のためお早めに最寄りのオートバックスまでご相談ください。